花ハスの紹介
編 集 長南町花ハス栽培組合
 花ハス(スイレン科・ハス属)
●花 開花期は6〜8月で、1花は3日間嘆きます.
花弁は一重咲き15〜16枚、半八重咲き18〜25枚、
八重咲き30〜200枚です。花色は白、淡紅、紅、
黄などです。
●葉 円形で、春に出た小葉は水面に浮いています.
大きくなるにしたがって葉柄も伸び、水面に出ます.
●根茎 地下茎か発達し、各節から根、葉、花梗が
出ます。夏から秋に地下茎の先がふくらみ (この部分
をれんこんという)、翌年発芽する養分を蓄えます。
●性質 原種は2種、インド、中国、オ
ーストラリア、北アメリカなどに分布し、園芸品種は
百種近くもあります。容器の水全体か凍りつくような
場所では冬越しできません.
 
  検見川の大賀ハス

 戦後の混乱のまだ収まらない1950年、
武蔵野博物館に展示してあった丸木舟とハスの
果托を見て、出土地でのハスのタネ発掘を
思い立った大賀博士は、千葉県検見川の東大
厚生農場を訪れ、その発掘を依頼します。
 関係者は、当惑します.が、その真摯でひた
むきな情熱は人々を動かし、地元の小・中学校の
協力もあって、翌1951年8月3日から発掘の作業が
開始されます.
 作業は困難をきわめ、明日限りで辞めなければと
いう30日の夕刻、生徒の手に一粒のハスの実が
かかります.「ああ!検見川の地よ、汝の名はこの
ハスの実の発掘によって永遠に世界に残る。」と
博士は叫び、感涙します.その後、2粒発掘され
ますが、線局、最初のものだけか育ち、翌1952年
7月18日花を咲かせます.タネはそれと同水準の地
層にあった丸木舟が3000年前のものと測
定されたことなどから、2000年以前のも
のと推定されました.

 その後、博士がかつて400年以前と推定
した中国普蘭店出土と同様のタネが分析され、
果実は堅固な殻に守られ、"400年以上"
長持ちすることが確認されました.

花ハスの予約注文
 花ハスの植え替えの適期は、発芽する前の
3月末〜4月上旬です.遅れると大切な新芽
を欠いてしまう恐れがあるからです。
 そこで、栽培組合では、種ハス又は茶碗パ
スの容器植えの予約注文を受け付けています.
ご希望の方は、ハガキに必要事項を記入のう
(カラーチラシ参照)右記の組合員までお
申込みください.














花ハスの特性

 アジアを主原産地とする花ハスは、特に中国では
その美しさから高貴な植物として古くから栽培され、
大きく分けて2系統に分けられます。ひとつは、
大庭園・古寺社の池などに植えられた大形・中形の
花ハスで、それらは仏教と共に日本に伝わり、日本
国内だけでも200種以上が現存しており、「長南町
花ハス栽培組合」では約50種を栽堵しています。
もう一つの系統は、茶碗パスという小形の品種群
で、栽培組合では約40種を栽増しています。
 栽培組合では、合計90種類の種ハスの販売を
始めましたが、庭先やベランダで水の溜まる容器
なら何でも利用でき、手軽に栽培できる茶碗パス
の普及を特に推進して行く計画です.
(品種名は別紙のとおり)
あなたも花ハスを裁培してみませんか



《長南町花ハス栽培組合》
  組合員名簿
(ご注文先)
氏 名    住   所           電話番号
簾尾和夫 長南町坂本4728       46-0285
村杉演将 長南町坂本4461       46-0620
小柴英司 長南町坂本4427−1     46-0619
鶴岡晃   長南町本台77        46-1538
大森和夫 長南町又富457        46-1216

〈お問合先〉
 役場産業振興課
                        46-3397
容器栽培のポイント
☆植え替え (3月末〜4月上旬)
  用土は有機質の多い、やや粘土質のものが良いです.用土は容器の3/4位入れ、更に水を入れ、
土を水の中でほぐし、粘土状にして一日くらい落ち着かせてから植え付けます。(そのままやると、種
ハスが浮いてしまいます。)肥料は市販の固形の油カスが・良いでしょう.(多すぎると種ハスを腐ら
せるので注意) 次に、肥料と種ハスを図-1のように植え、日当たりのよい場所に置き、水は容器いっぱい
まで入れて管理します。
☆開花期(6月末〜8月中旬)
  6月になると勢いよく花茎を伸ばしてきます.追肥は控えめにやります.7月には開花のピークを
迎えます.開花期間は4日間です.2日目は花容がもっとも優美となり、3日日は花径が最大となり、
4日日に散ってしまいます。花の菅には絶対触らないでください。触ると、そのまま枯れることが多いので
注意が必要です。
☆種ハスの充実期・休眠期(9月〜3月)
  9月になると、さすがに花数も少なくなり、葉や茎は枯れてきますが、この時期は地下茎の充実期です.
水だけは涸らさないようにします。十一月前後の降霜で地上郡は枯れ、翌春までの休眠に入ります。
冬季に少々凍っても大丈夫です。
☆株分け(3月末〜4月上旬)
  容器を引っ繰り返すと、種ハスは容器の底にからまってあります。新芽が出て
 いますので、図-1を参考にしてハサミで注意深く、株分けを行います。
※栽培容器の大きさ (単位;Cm)
種 類 直 径 深   さ
大型種 60以上 30〜40
中形種 40〜60 20〜30
茶碗バス 30〜40 10〜20

病気と害虫の妨除
★褐ぱん病、斑点病
  葉の一部、又は全面に初め黄色の斑がでて、後に褐色になる病気が高温時期に発生することがあります.
トップジンAなどを散布するか、病葉がひどくなったら切り除きます。水和剤の散布は、葉の上で水玉になって
しまい、ほとんど効果はありません。

★ アオムシ
  葉を食害します.発見次第捕殺します。

★ アブラムシ
  新葉やつぽみによく発生します。オルトランなどの粒状殺虫剤を生育期間中に1回・ひとつまみ株元に
まきます。
アブラムシが葉に発生したからといって、この種類の薬剤を葉に散布しないでください。
斑点状の薬害が出ることがありますので、必ず株元にまくようにします。